THE EFFECTOR book Vol.25

シンコーミュージックさんから出版されるエフェクター専門誌、エフェクターブックの最新号が9月8日に発売となります。

今回の特集は「Ambient Reverb」。
近年増えつつある自然残響音の再現とは違う方向に進化した、非現実的な残響音を創り出すリバーブエフェクターに焦点が当てられています。
そういった潮流を起こした大きな要因であるリバーブエフェクター、Strymon Blue Skyが表紙になっている他、Strymonへのインタビュー記事も掲載されています。
近年のアンビエント系リバーブには当たりが多いですね。
Strymon Big Skyは私も大好きですし、同じ傾向を持っているDigitech Super Ambient Naturalverb等は近年のリバーブペダルの中でも名機と言えるサウンドクオリティに思えます。

そして、毎度お馴染みのペダル・ボード分析には私の大好きなバンド、Russian CirclesからMike Sullivan、Dave Turncrantzが登場。
今年の初来日公演も最高でした。
彼らの1stアルバム、「Enter」は今でも愛聴盤です。


そんな中、私はスプリングリバーブのスプリングを考察する企画を実施。

DanelectroのSpring Kingを使い、スプリングリバーブのスプリングだけを替えるとどうなるか?そして何に替えれば音が良くなるのか?という事を検証しています。

スプリングをプレート風にしてみたり、

ヴィンテージのスプリングにしてみたり、

とにかく色々やりました。
非常に有意義となった今回の検証結果を是非誌面でご確認下さい。


そして私の連載記事であるマニアの極北では相変わらずの迷走っぷりが極まり、「工具」の特集をやらせて頂きました。

まずはプライアー、ニッパー。
ニッパーに関しては楽器業界内で最もニッパーに精通していると思われる、Leqtique代表 Shun Nokina氏にコメントを頂いております。


ドライバー、ソケットハンドル、ソケットレンチ。
中でもこのドライバーは私がドイツまで行って品質を確かめたブランドの物。


そして楽器業界では未だあまり注目されていないであろうJAPAN UNIXのハンダごて等を紹介させて頂きました。

JAPAN UNIXのハンダごてに関しては本社にもお伺いし、お話を聞かせて頂いております。

コテ先がワンタッチで交換出来る機構なので、交換用のコテ先も多くラインナップされています。
これら素晴らしい工具の詳細も是非誌面でご覧頂きたいところです。


その他にもディープで楽しめる記事が大量です。
是非、ご覧下さい。