Fender JAPAN ST 57-115 改造 その9
前回から3年ぶりのストラト改造記録。
まず、以前は弦に対して垂直だったリア・ピックアップに角度を付けることにしました。
↓これが前回までの状態です。比べてみると、今よりもずっと綺麗。
リアピックアップの角度は色々と試したのですが、一般的なストラトのリアピックアップに付いている角度が一番良さそうです。
内部のアッセンブリーは変わらず。どれも気に入っているコンポーネンツばかりですが、強いて言えば次はポットをより綺麗なカーブのものへ変えようかと。
トグルスイッチも複数のメーカーのものを試したのですが、Switchcraftが一番良い音でした。
ジャックは現行品のSwichcraft #C11から60年代のSwitchcraft #11に変更。メーカー、種類を問わず、かなりの数のジャックを試しましたが、このヴィンテージの#11がベスト。レスポンスが良くなったように感じる、不思議な音質です。
王道ですが、楽器本体に使うハンダは初心に戻ってNASSAUを使うことが増えました。特に60年代に作られたAT7076の音がお気に入りです。(写真、手前側の最も左)
耐久性、ハンダの濡れ性は悪いので、他人の楽器には使えませんが・・・
63年製のブリッジサドルは今後も変わらないでしょう。最高の音色です。
また次回をお楽しみに。
THE EFFECTOR book vol.36
次号エフェクターブック、6月12日に発売です。
特集 PLEXI PEDALS
プレキシ・マーシャルとは一体どんな音がするのか?
ペダル・デザイナーが挑んだ伝説的ロック・サウンドの再現
【特集1】
-Plexi Pedals~知っているようで知らなかった「プレキシ」の響き-
プレキシ期マーシャル×5台を試奏分析
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【ミュージシャン記事】
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増子真二(Moan、DMBQ、BOREDOMS)
おいたん(東京カランコロン)
【特集2】
-JHSペダルス~米ブティック・ブランドの雄が抱く大いなる夢-
【ペダル・ブランド・インタビュー】
ストライモン、320design、ルナストーン etc.
【連載】
さいとうさんに聞いてみよう(SPI)
今更訊けないエフェクターの使い方(Crews)
攻撃する機械(M.A.S.F.)
音の正体
マニアの極北
世界のマニアックさん、こんにちは etc.
今回、私は「プレキシ系ペダルの系譜を探る」、そして連載の「マニアの極北」を担当しております。
マニアの極北は3PDTフットスイッチに焦点を当て、音の良いフットスイッチを探求しました。
高価なスイッチも分解し、内部の接点の音の違いも調べています。
是非、ご一読くださいませ。