THE EFFECTOR book Vol.26

毎度お馴染み、業界唯一のエフェクター専門誌、The Effector Bookの新刊が12月6日に発売となっております。


今回の特集は「ブラウンサウンド」。
プレキシパネルのMarshallで作るような王道ディストーションサウンドの事ですね。
私にはまるで縁の無いように思えますが、私も地味に改造Marshall愛用者で、大好きなサウンドです。

その特集の中で私はダイオードについて書かせて頂きました。
と、それだけ書いてしまうと意味不明でしょうが、クリッピングダイオードをLEDにするとMarshallっぽい、という都市伝説を暴く為、TS9のダイオードを色々な物に替えて、その結果を記しているのです。

ダイオードを瞬時に替えられるような基板を新たに組み込み、大量のダイオードとその組み合わせを確かめる日々を続けていたのでした。。。

結果として、TS9をMarshall風サウンドに最も近づけるクリッピング方法を記載しました。
是非、紙面にてお確かめ下さい。

また、私の連載記事であるマニアの極北では、9月より日本への輸入が再開された私が大好きなスウェーデンのブティックエフェクターブランド、BJFEについて書かせて頂きました。

この記事を読んで少しでもBJFEについて興味が湧くような事があれば嬉しい限りです。
私もこの記事を書いて、改めてBJFEの独創性の凄さをしみじみ感じました。
本当に素晴らしいエフェクターを作るブランドです。

その他、相変わらず有意義な記事ばかりです。
特に「プレキシサウンド」という今まで曖昧だった音色をリアルに解析した事は賞賛に価するでしょう。
是非、ご覧くださいませ。