THE EFFECTOR book Vol.21

毎度お馴染み、シンコーミュージックさんのエフェクター専門誌「THE EFFECTOR book」の最新号が8月31日に発売となります。


今回の特集はディレイ。
日進月歩な勢いで進化しているディレイペダルの現在が多くの視点、実証の下に詳しく書かれています。
ディレイと言えば大抵の人が使うエフェクターですから、多くの人にとって為になる、興味深い記事が満載です。

そんな中、私は毎度ながら場違いな事をやっています。
今回はディレイの発振音を考察する為、「第1回 ディレイ発振コンテスト」を開催。
12機種の希少なディレイが集まりました。



きになるおもちゃのKさん所有、BOSS DM-1。
素晴らしい発振音を持つ機種です。

しかも、今回はこれら全機種の発振っぷりを動画に収めており、その動画はEffector Bookが持つYou TubeのチャンネルThe Effector Book TVにて全て公開される予定です。

どの機種の発振音にも独自の個性があり、たかが発振音ですが各機種での違いが顕著でした。
前例の無い、本当に希少な動画だと思います。
動画の公開は本誌の発売後になりますが、是非1度ご覧下さいませ。


そして私の連載記事「マニアの極北」では、楽器やエフェクターの内部に使われるハンダについて書かせて頂いております。
中でも楽器業界では最も有名なハンダ「Kester 44」の効果、真の価値について、私なりに考察させて頂きました。
具体的な音色、価値が明らかでないまま、楽器業界の多くの場面で使われているKester 44は本当に優れているのか?
操作性、価格、音色、総合的な視点から見て、本音を書きました。
こちらも是非お楽しみに。

↑私の研究過程で気付いたら集まっていたハンダの一部です。


発売後、書店や楽器店等で見かけた際は、是非是非目を通してみて下さい。