VOX エフェクターミーティング

先日、7月20日に発売となるVOXの新作エフェクター、Tone grageシリーズの発表会に招待して頂いたので、快く参加して参りました。

発表されたのはFlat 4 Boost、Straight 6 Drive、V8 Distortion、Trike Fuzz、Double Deca の5機種。
名前の通り、順にブースター、オーバードライブ、ハイゲインディストーション、ファズ、ディレイです。



5機種の内、ブースター、オーバードライブ、ディストーションには真空管を内蔵しています。



そして特筆すべきは、コンパクトエフェクターながら内蔵する真空管を200Vという高い電圧で駆動させているという事。
開発者の方々が目の前でテスターを使って実際に測ってくれました。
ちゃんと真空管を働かせて音作りしてますよ、って事です。

その為、本体にはスタンバイスイッチが付いています。


使用する電池も容量の問題で006Pではなく、単三が6本。


しかしながら一番グッときたのはファズ。
アップオクターブ、ダウンオクターブを同時に出せるのですが、私が大好きなアーティスト、world's end girlfriendがよくライブで使うようなドギツイ音色でした。

↓大好きなworld's end girlfriend & BLACK HOLE CARNIVAL ライブ映像


電源ONで内部LEDが点灯し、中の一部が透けて見えるような仕掛けも素敵です。

にしても真面目でした。



かなり真面目です。



製品のプロトタイプも弾かせて頂きました。
真空管を使う複雑な回路ながら、内部はポイントトゥーポイントで奇麗に作り上げられていました。

どれも日本製だそうです。
ちゃんと作られているようでしたので、発売後どこかで見かけたら試してみて下さい。

詳しい製品情報はこちらの公式HPをご覧下さい。↓
http://www.voxamps.jp/products/tonegarage/