THE EFFECTOR book vol.34

毎度お馴染み、エフェクターブックの新刊が12月12日に発売となります。
今号の特集は"コンパクト・プリアンプ"。
元々は打ち合わせ時に話題に挙がった「家で良い音出したいよね。アンプ鳴らせないけど。」から始まり、気付くとプリアンプ特集に流れ着いていました。
その特集の中でなぜか我が家の音出し環境を晒しています。
私が行っているエフェクター、電子部品のレビューや、諸々の研究がどのような環境で行なわれているのか、という記事なのですが、それが冒頭の「家で良い音出したいよね。アンプ鳴らせないけど。」の解決法に少し近いということで、無理やり盛り込まれています。
本来であればその他にも色々と記事のお手伝いをさせて頂くのですが、今号の編集期間は日本のインストゥルメンタルバンド"MONO"とフランスの"ALCEST"とのヨーロッパツアーに同行していたため、この辺りの原稿はスロベニアで書いていた記憶があります。

スロベニア


続いて私の連載記事ではエフェクターのDCケーブルに関する実験を敢行。
以前にもDCケーブルの実験を行ったことがありましたが、それはあくまでも初歩的なもので、対して今回はより進んで良い音を出すためのDCケーブルを研究してみました。

その他、今回も様々なメーカー、プレイヤーのインタビュー記事や、製品情報が満載です。
是非、ご一読下さいませ。

THE EFFECTOR book vol.33


エフェクターブックの新刊が9月10日に発売となっております。

今回のメインテーマはコーラスとトレモロの2種となっており、私が所有する名器と呼ばれるコーラス、トレモロを何台か掲載して頂いています。
その他、コーラス、トレモロに対するマニアックな考察、実験と、興味深いプロギタリストの機材紹介も多く掲載されており、相変わらず非常に有意義な内容となっております。

また、私の連載記事である「マニアの極北」では、エフェクター内部に使われる固定抵抗を多く紹介しています。


「カーボンコンポジション抵抗は音が太い」などに代表される、抵抗にまつわる噂もいくつか耳にすることがあると思いますが、今回はそのいくつかをRATを使って実証しています。




書店、楽器店で見かけた際は是非ご一読下さいませ。

THE EFFECTOR book vol.32

当ブログの管理人が少しだけ関わっている業界唯一のエフェクター専門誌、The Effector Bookの新刊が6/11(日)に発売です。


今回の特集は独自の進化を遂げた、新しい世代のオーバードライブがメインテーマです。
WAY HUGEから始まり、BJFE、Lovepedalを通り、PAUL COCHRANEやVEMURAMなどに代表される、最新形の流れを作るブランドのオーバードライブなどの歴史、仕組みが紹介されています。
同企画の中で私は、Leqtiqueの創始者であるShun Nokina氏にインタビューを敢行しています。
まさしくモダン・オーバードライブであるCaeruleum Lightdrive High Definitionの設計に関してや、新作のオーバードライブに関しても語ってもらいました。


また、エフェクターブック本誌上に、なんとデジマート地下実験室の井戸沼室長が登場。

前回に私が突入したデジマート地下実験室 地下26階「配線材を替えると音はどう変わるのか?」( http://www.digimart.net/magazine/article/2016040101920.html )で使った配線材をエフェクターのDCケーブルに用い、その音色変化を検証しています。


私の連載記事であるマニアの極北では、様々な4558OPアンプを紹介。
気づいたら集まっていた魅惑の4558達を解説します。


その他、今回も非常に濃い内容となっております。是非ご一読下さいませ。